若者も注目!? ホンダと『ガンダムSEED』がコラボ、キラ&ラクスが『ゴールドウイング』に…東京モーターサイクルショー2024
日本最大級のバイクイベント「第51回 東京モーターサイクルショー」が3月22日に開幕。各メーカーから最新モデルが出展され話題となっているが、ホンダブースでは意外な(?)コラボレーションが注目されている。 映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場したホンダ車 ホンダブースの目抜き通りに面したエリアに設置されたのは映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』とのコラボレーション展示だ。劇中で主人公キラ・ヤマトとヒロインのラクス・クラインが搭乗した『ゴールドウイング』、そして『ホーク11』が展示。パーテーションにはキラとラクスが描かれ、ふたりの“愛車感”ある空間となっている。 ゴールドウイングは40年以上にわたりホンダのフラッグシップモデルに君臨する大型プレミアムツアラー。現行型は6世代目にあたり、排気量1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載。快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現するホンダ独自の二輪車用ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションをはじめ、軽量コンパクトな新設計エンジンや車体も採用している。 ホーク11は、往年のカフェレーサー風なデザインを特徴としたロードスポーツモデル。ベテランライダーを中心としたユーザーに新たな価値観と充実したバイクライフを提案するべく日本市場向けに開発された。これら2モデルが、実車ほぼそのままの姿でアニメ化されたことで話題となっていた。 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年にTV放送を開始。20年を経て今年1月に映画化されたことで話題となり、往年のファンを中心に観客動員237万人、興行収入40億円と、ガンダムシリーズの映画としても記録を更新し続けている。 いっぽうで新規ファンも拡大しているようで、モーターサイクルショー会場では10代~20代の男女がゴールドウイングにまたがり、キラ&ラクスと写真を撮る様子が多く見受けられた。 なお、ホンダは今回のコラボレーションに合わせて、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の福田己津央監督のインタビューを公式サイトで公開している。なぜ劇中にゴールドウイングを登場させたのか、アニメでバイクを描くことの難しさなどが語られているので、ファンは要チェックだ。
レスポンス 宮崎壮人