瀬戸内の絶景「とびしま海道」 「しまなみ」に続け 新拠点のショップからサイクリングへ
中国放送
サイクリングロードとして「しなまみ海道」が人気ですが、広島県呉市の島々を結ぶ「とびしま海道」も、注目を集めています。瀬戸内の絶景を楽しんでもらおうと、レンタル自転車ショップがオープンしました。 【写真を見る】瀬戸内の絶景「とびしま海道」 「しまなみ」に続け 新拠点のショップからサイクリングへ JR呉線の川尻駅近くにオープンしたレンタル自転車ショップ「とびしま海道レンタサイクル川尻」です。 運営しているのは、下蒲刈島にある「コテージ梶ヶ浜」の指定管理事業者ビルックスです。 呉市を訪れる観光客にとびしま海道の多島美を自転車で楽しんでもらおうと、7年前にコテージ梶ヶ浜でレンタル自転車事業を始めました。利用者は徐々に増えていて、最近はインバウンドの外国人も増えていることから、利便性がいい、駅近くに新たにショップを作りました。 ビルックス 藤井聖 社長 「少しでも電車に乗って広島方から安芸灘の方にも、とびしま海道の方にも、外国人インバウンドの方にご利用いただきたいなという気持ちが強いです」 オープンにあたって、電動アシスト自転車やクロスバイクなど、21台を用意しました。そのほか、英語版のサイクルマップや自転車の使い方と交通ルールが英語の字幕で確認できるタブレット動画も作成しました。 台湾出身の女性がサイクリングを体験したいということで試乗にやって来ました。2人は、これから電動アシスト自転車で安芸灘大橋を渡り、とびしま海道を経由して下蒲刈島を一周するコースに出発します。 とびしま海道サイクリングロードは呉市川尻町から愛媛県今治市の岡村島を結ぶ約31km。7つの島々を安芸灘大橋など7つの橋で結ぶサイクリングロードが整備されています。 安芸灘大橋や浜辺などの走り少し長めで試乗した人は、途中、安芸灘大橋で自転車から降りて、眼下に広がる海を写真に撮るなどして、風光明媚なルートのサイクリングを楽しんでいました。 ビルックス 藤井聖 社長 「少しでもしまなみ海道にならって、あのように盛り上がるレンタサイクルをしたいなと強く思っております。まず、ここでどのような流れが作れるかにかかると思います」
運営会社のビルックスでは、今後もレンタルサイクルを通して地域の魅力を発信し、観光客誘致に取り組むことにしています。
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