高速バスは混雑 JR石勝線運休 あさって再開目指し復旧作業
大雨で線路に土砂が流れ込んだJR石勝線は、あすも終日運休が決まっていて、高速バスの混雑が続いています。JR北海道は、あさって夕方の運転再開を目指すとしています。 おとといの大雨の影響で、JR石勝線の川端駅と新夕張駅の間で大量の土砂が線路に流れ込みました。このため、おとといから追分駅と新得駅の間で運転見合わせが続いていて、きょうも札幌と釧路を結ぶ特急「おおぞら」や札幌と帯広を結ぶ特急「とかち」などあわせて29本が終日運休となりました。運休は明日も続く見込みでJR北海道はあさって夕方からの運転再開を目指し、線路の復旧作業を進めているということです。 この影響で、札幌と釧路や帯広を結ぶ都市間高速バスは、きょうからあすにかけ多くの便が満席になっています。 帯広行き高速バス利用者「きのう予約した時点で2席しか空いていなかった。公共交通はちゃんとしてほしい」 帯広行き高速バス利用者「実家への帰省でおととい東京から来た。きのう特急で(帯広に)行く予定だったが(JR運休で)親に相談している間にバスの席がなくなって急きょホテルでもう一泊して、これから帰る」 この混雑を受けて北海道中央バスなどは、あすとあさって、札幌から帯広へ向かうバスを4便ずつ増便するということです。