【山形】気温10度以上低下 サクランボ霜被害に対策
YTS山形テレビ
4月8日の暖かさから一転日中の気温が10度以上も下がった県内。 10日朝にかけては農作物への霜被害に注意が必要で、サクランボ農家は対応に追われています。 【サクランボ農家 枝松博さん】 「これが花になるから。(開いてますね)これが一番危ない時期です。これからが、一番危ない」 上山市のサクランボ農家枝松博さんです。 サクランボは現在、霜被害に遭いやすい花芽の時期で、枝松さんは「防霜ファン」2基と「ヒーター」を8台を設置するなど対策をとっています。 防霜ファンが起こす風はかなり強力で差している傘が持っていかれそうになるほど。 その風を吹きつけることで、ヒーターで温めた空気を園地全体に行き渡らせます。 しかし、霜対策が必要となるのは夜遅くから朝にかけて。 県内には現在、庄内を除く地域に霜注意報が出されていて、枝松さんは今夜遅くに対策にあたるということです。 【枝松博さん】 「いっぱい(実が)成れば管理の仕様もあるが成らないとがっかり。」 「(この1カ月は勝負?)勝負です。眠いですけれど勝負です。」 県内は11日の朝も冷え込む予報で引き続き注意が必要です。