『おはリナ!』メインキャスターの山本里菜「皆さんの朝がより充実したものになる手助けができる番組に」
この秋の改編でTOKYO MXの朝の番組ががらりと変わった。これまではジャーナリストの堀潤氏が「モーニングCROSS」「堀潤モーニングFLAG」で約10年半にわたって同局の朝の顔を務めてきたのだが、9月30日からフリーアナウンサーの山本里菜がメインキャスターを務める「『おはよう』から始まるリズムナビゲート」をコンセプトとした情報番組『おはリナ!』がスタート。約1カ月が経った山本に話を聞いた。 ◆ ◆ ◆ 朝型の生活には慣れましたか? 「3時半くらいに起きて、4時半くらいに局入りしています。朝早く起きることにはだいぶ慣れました。休日もちょっと朝早く起きる癖がついてきているので、いいサイクルになってきているなとは感じています。これまでも朝の番組を担当したことはあるんですが、半年くらいだったり、曜日担当という感じで1週間に2日くらいだったりという感じでしたので、最初は朝の生活は大丈夫かなという不安はありました。でも夜遅くまで起きているのが苦手なタイプなので、朝のほうが向いていたのかなと感じています」 番組改編の記者会見に一緒に登壇した堀さんが「朝から無茶苦茶言っても大丈夫」などとアドバイスされていました。TOKYO MXの居心地はどうですか? 「すごくいいです。距離が近いなって感じられるので、それはすごくうれしいですし、みんなで一緒に番組を作っている感じがより感じられるので、私としてはやりやすい。私は体育会育ちなので、みんなで一緒に何かを作っていくという作業が好きなんです。なので特別扱いとか気を使われるのがあまり好きではなくて、みんなで話し合って、みんなで一緒に作っていくというやり方が好き。“お前、もっとこうしたほうがいいよ”とか“ここはこうしたほうがいいよ”といった意見を言いやすい環境を作ってくれていると思うので、それはすごくありがたいと思っています」 それは山本さんがそういう一体感を醸し出していて、スタッフの方々もそういうやりやすい状況になっているんじゃないですか? 「圧が強すぎるかもしれないですけど(笑)。どうなんだろう。そのへんはまだリサーチがすんでいないんですけど(笑)」 TOKYO MX自体が視聴者との距離が近い放送局のように思います。そういったところは山本さんはどう思いますか? 「堀潤さんの番組ってSNSの反応とかを随時チェックされていたじゃないですか。『おはリナ!』はまだそういうことをやっていないのでリアルタイムではあまり感じられないんですが、終わった後にSNSなどをチェックすると、皆さん、番組を見て意見も投稿してくれているんだなということを感じます。そういう意見を私はちゃんと見るようにしています」