チェルシー指揮官マレスカ監督は今季のキーマンにスペイン代表DFククレジャを挙げる 「彼は極めて重要な存在」
今季はリーグ戦全5試合に先発出場
スペイン代表のEURO2024優勝に大きく貢献した26歳DFはクラブチームでも欠かせない選手となっている。 【動画】チェルシーで活躍するククレジャ 今季から新たにチェルシーを指揮するエンツォ・マレスカ監督はスペイン代表DFマルク・ククレジャを現在のチームのキーマンに挙げた。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。 「ククレジャには、他の選手にはなかなか見つけられない特別な何かがある。彼はクラブにとって極めて重要な存在です。彼の存在によって周りの選手たちもより成長しています。チーム内に彼のような選手が5人、6人、あるいは7人いればチームがより良くなると私は確信しています。それほど重要な選手です」 マレスカ監督から絶大な信頼を寄せられているククレジャ。そんな同選手は2022年8月にブライトンからチェルシーへ完全移籍したものの、加入後は中々思い描いたプレイを見せることはできず。しかし昨季は序盤から中盤こそ怪我の影響で出場機会が与えられない時期が続いていたものの、終盤戦になるにつれて出場機会が急増。最終的にクラブの6位フィニッシュ、そしてヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権獲得にも大きく貢献することに。 また今夏開催されたEURO2024ではグループステージ第3戦を除く全6試合に先発出場するなどスペイン代表の主力として活躍。イングランド代表との決勝ではレアル・ソシエダに所属するミケル・オヤルサバルの決勝ゴールをアシストするなど、スペイン代表の優勝に大きく貢献していた。その活躍もあり、今季はここまでプレミアリーグ5試合全てに先発出場するなどチェルシー不動の左サイドバックとして躍動。マレスカ監督からの信頼は厚く、絶対的な主力として君臨している。 今やクラブと代表で共に欠かせない選手となったククレジャ。今夏、スペイン代表をEURO2024優勝に導いた同選手は続いてチェルシーにもタイトルをもたらすことはできるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部