バレー・高橋藍は14得点 マッチポイントから決めきる フルセット勝利で1勝1敗…イタリアセリエA決勝
◆バレーボール男子 ▽イタリア1部 セリエA プレーオフ決勝第2戦 モンツァ 3(25―20、23―25、21―25、25―19、15―11)2 ペルージャ(21日、イタリア・モンツァ) 3戦先勝のプレーオフ(PO)決勝が行われ、レギュラーラウンド5位でPOを勝ち進んだモンツァは、同2位のペルージャをフルセットの末に破った。モンツァで日本代表の高橋藍(らん)は、全5セットで先発し、チーム2位の14得点で勝利に貢献。これで1勝1敗となった。 逆転で勝ちきった。セットカウント1―2の第4セットの7―5。高橋が相手守備の前に落とす絶妙なショートサーブで得点すると、続いてコート奥深くを狙ったサーブで2連続のサービスエースを決めた。流れをグッと引き寄せ、モンツァはこのセットを奪った。最終セットは3―3で、高橋がレフトからスパイクを決めきると、9―9では体勢を崩しながらもパスを上げて、MVPを獲得したスティーブン・マーの攻撃につなげた。モンツァはマッチポイントを握ると、最後は高橋がレフトからスパイクを決めて、勝利をつかんだ。 1勝1敗で迎えるプレーオフ決勝第3戦は、25日(日本時間26日)に、ペルージャのホームで行われる。
報知新聞社