（左から）橋本環奈さん、上白石萌音さん

俳優の橋本環奈さん（24）と、上白石萌音さん（25）が主演を務める舞台『千と千尋の神隠し』が13日に、名古屋市・御園座で開幕。2人が初日のカーテンコールで、舞台公演の完走を誓いました。 【画像】ロンドンでの公演決定　舞台『千と千尋の神隠し』　 本作は、スタジオジブリ・宮﨑駿監督による不朽の名作アニメーション映画『千と千尋の神隠し』を、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードさんの翻案・演出により世界で初めて舞台化。2022年に東京、大阪、福岡、札幌、名古屋の5都市で公演。菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を受け、2024年には、ロンドンで初の海外公演も決定しています。 今回、名古屋・御園座での再演は13日から26日まで、橋本さんと上白石さんが引き続き、Wキャストで主人公・千尋を演じます。

主人公・千尋を演じる橋本環奈さん

13日に初日を迎えた橋本さんはカーテンコールで「本当に前回を忘れるくらい、新しいことを詰め込まなくてはいけないという、すごく大変なお稽古だったのですけど、一日一日新しいことが生まれていく瞬間に立ち会えて千尋として真ん中に立つことができて、毎日毎日有難く思っております」と、コメント。 さらに、鳴りやまない拍手のなか、橋本さんは「こうして初日の幕をあけられることができてとても嬉しく思います。皆が最後まで、8月26日まで駆け抜けていきたいと思います」と、最終日までの完走を誓いました。

主人公・千尋を演じる上白石萌音さん

一方、14日に初日を迎えた上白石さんは「めっちゃ緊張しましたね。（笑）今回は晴れて海外からクリエイティブのスタッフの皆さんも大集合して、カンパニーに新しい仲間も加わって、本当に新作をやっているような気持ちで昨日はあまり眠れませんでした」とコメント。 続けて、上白石さんは「こんなにぎゅっとしたお稽古期間で、こんなに深く信頼しあえる家族になれるんだなと思ってそれが嬉しいですし、その一員でいられることの喜びをかみしめております。26日までありますが、全員で誰一人欠けることなく走り切ります」と、約2週間にわたる公演の無事を祈りました。