「あり得ない」日本の逸材DFアンリ、CLデビューのレアル戦でユニフォーム交換をしなかった理由は?
シュツットガルトのDFチェイス・アンリがクラブ公式インタビューでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のデビュー戦を振り返った。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 現在20歳のアンリは尚志高から2022年にシュツットガルトへ加入。セカンドチームで経験を積み、今年7月にトップチーム昇格が発表された。8月のブンデスリーガ開幕戦で途中出場によってトップチームデビューを果たすと、続く第2節で初スタメン。そして9月17日、敵地サンティアゴ・ベルナベウで行われた欧州CLリーグフェーズ第1節のレアル・マドリー戦(●1-3)で後半18分に投入され、欧州CLデビューを飾った。 アンリは「チャンピオンズリーグの初戦、ベルナベウでのレアル・マドリー戦は本当に特別でした。普通の試合ではなく、人生で一度しか経験できません。普段はテレビゲームでしか知らない選手たちと一緒に戦いたいと思っていました。交代で出場できて本当に嬉しかったです」と喜びを語っている。 また、レアル戦後にユニフォームを交換したか問われると、「いえ、絶対にあり得ません(笑)」と回答。その理由について「初めてのチャンピオンズリーグのユニフォームは手放さないです(笑)」と、自分で大事に取っておきたかったからだと明かした。 今季はここまでブンデスリーガで6試合、欧州CLで3試合、DFBポカールで1試合に出場。次戦は26日にホームで開催されるブンデスリーガ第8節ホルシュタイン・キール戦となる。 この一戦に向けてアンリは「難しい試合になるでしょう。キールはチームスピリットにあふれ、よく守備をします。その分、僕らがゴールを決めるのは難しくなります。しっかりと集中し、自分たちの強みを発揮しなければなりません。キールには日本代表経験のある町野修斗選手もいて、良いチームです。楽しみにしています」とコメントした。