【スターダム】飯田沙耶&羽南 涙のゴッデス初戴冠「私たちがSTARSを立て直します」
女子プロレス「スターダム」のタッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」覇者の羽南(20)&飯田沙耶(27)の「wing☆gori(ウィンゴリ)」が、ゴッデス王座を初戴冠した。 【写真】テクラに合体攻撃を見舞う羽南と飯田 29日の両国国技館大会で同王座を保持する極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の渡辺桃(24)&テクラ(31)に挑戦。前哨戦ではヘイトにボコボコにされ、スプレー攻撃で顔面を真っ黒に染められる屈辱を味わわされていた。 試合が始まると、奇襲攻撃をしかけたウィンゴリだったが、場外戦が得意なヘイト組にはかなわず。リングに戻ってからも、2人につかまった羽南が顔面を踏み付けられ、集中攻撃を浴びせられた。 15分過ぎ、テクラにツバを吐きかけられた羽南は大激怒。テクラにドロップキックを狙ったが、まさかのレフェリー誤爆で、リング上が無法地帯になってしまった。だが、レフェリーが倒れこんでいることに気がつかない羽南は、テクラに猛攻を浴びせ押さえ込むも、3カウントは叩かれず…。 それでも諦めないウィンゴリは最後の意地を発揮。羽南が渡辺をバックドロップで叩きつけ場外に排除すると、飯田がテクラに「達者でな!(変型筋肉バスター)」をズバリと決めた。最後はグロッキー状態のテクラを、羽南がバックドロップホールドでトドメを刺し、3カウントを奪った。 ウィンゴリは2020年のタッグリーグでコンビを結成し、昨年9月に若手主体興行「NEW BLOOD」のタッグ王座を獲得。7月までに4度の防衛を重ね、タッグ屋として力をつけてきた。 ベルトを腰に巻いた羽南は「ベルトを取ったぞ! 2人で取ったベルト。今年いろいろあったけど、私たちが勝ったよ!」と涙。飯田も「スターダムのタッグの象徴は私たちウィンゴリです! 2025年はもっともっと暴れ、羽ばたいてこのベルトを輝かせて自分たちと上に行きましょう」と絶叫した。 バックステージで飯田が「自分たちがベルトを巻いたことで、よりSTARSをユニットとして活気づけていきたい」と決意を語り、羽南は「STARSを2人で立て直します。私たちがSTARSを引っ張っていきます。2025年はSTARSの年にします」と力強く語った。
東スポWEB