脂がのった29歳のツアールーキー、ジェイク・ナップが飛距離と我慢のゴルフで掴んだPGAツアー初優勝
クレバーさも光った久常涼
日本勢では、久常涼選手が唯一出場。成績は5アンダーの48位タイだったわけですが、最終日に最もいいスコアを出した点(初日69,2日目71、3日目72、最終日67)に適応能力の高さを感じました。 実は、松山選手も初年度同じようなゴルフをしていました。予選ラウンドでは苦戦しても、徐々にコースや芝に慣れて、最終日に最もいいスコアを叩き出すというゴルフ。久常選手も頭の良さだったり、ポテンシャルの高さを遺憾なく発揮しているようで、今後も期待できると思います。 その久常選手の次なる戦いは、フロリダ州・PGAナショナルで行われる「コグニザントクラシック in ザ・パームビーチ」。PGAナショナルは、PGAツアー開催コースの中でも1、2を争う難コースなんですが、久常選手はその情報を知っているのかどうか。何も知らずに練習ラウンドをすると「何これ?」というくらい難しく、自信を失ってしまうので、誰かが教えてあげればいいと思うのですが(笑)。予選を通るだけでも難しいと思うので、何とか頑張って欲しいですね。 また、「コグニザントクラシック」には、コースをよく知るローリー・マキロイやリッキー・ファウラーも参戦の予定。彼らがどんなプレーをするのかにも注目したいですね。