クリストファー・ノーラン監督作、35mmフィルム上映決定 『インセプション』ほか3作品
クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』の3作品が、12月1日から12月21日にかけて109シネマズプレミアム新宿にて35mmフィルムで上映されることが決定した。 【写真】『インターステラー』のマシュー・マコノヒー 今回のイベントは、ワーナー・ブラザース創立100周年を記念し、109シネマズプレミアム新宿にて行われる。ノーラン監督は、1998年に『フォロウィング』でデビューして以降、『メメント』をはじめ監督作を立て続けに発表。『インセプション』では第83回アカデミー賞で撮影賞など4部門、『インターステラー』では第87回アカデミー賞で視覚効果賞、『ダンケルク』では第90回アカデミー賞で編集賞など3部門を受賞した。 『インセプション』は、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙ら共演のSFアクション。ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人の心が無防備な状態、つまり夢を見ている間に潜在意識から貴重な秘密を盗み出すスペシャリスト。その特異な才能は産業スパイが暗躍する世界で重宝される一方、そのために彼は最愛のものを奪われ、国際指名手配されてしまう。そんな彼に失った人生を取り戻すチャンスが。そのためには「インセプション」と呼ばれる、アイデアを盗むのとは逆に相手の心に“植え付ける”、およそ不可能とされる任務を成功させる必要があった。もしコブと仲間たちが成し遂げたなら、それは完全犯罪を意味する。だがいかに綿密に計画し、様々な特殊能力があったとしても、行動がすべて相手に読まれていては太刀打ちできない。そんな強敵が現れる予感を、コブだけが感じ取っていた。 『インターステラー』は、マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ共演のSF映画。居住可能な新たな惑星を探すという人類の限界を超えたミッションに選ばれたのは、まだ幼い子どもを持つ元エンジニアの男クーパー(マシュー・マコノヒー)。彼を待っていたのは、未だかつて誰も見たことがない、衝撃の宇宙。果たして彼は人類の存続をかけたミッションを成し遂げることができるのか。 『ダンケルク』は、ノーラン監督が初めて実話に挑んだサバイバルアクション。1940年、海の町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士。背後は海。陸・空からは敵という逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。英空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながら出撃。命をかけた史上最大の救出作戦のなか、トミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は。
リアルサウンド編集部