この秘密知っていますか?「八幡屋礒五郎」七味缶100年【長野市】
信州の食卓には欠かせない「七味唐辛子」。長野市の老舗メーカーがつくる七味缶が100周年を迎えました。缶にはある秘密が 隠されていました。 七味唐辛子で有名な「八幡屋礒五郎」。長野県立美術館でこれまでの歴史を振り返る記念展が始まりました。「七味缶」として販売されるようになって100年を迎えましたが、缶の前は竹でできた筒や和紙に包んでいたそうなんです。実際に見に来た人に 話を聞くと…。 ■長野市内から 「七味がすごく好きなのでどんな歴史なのかというのに興味があった。うどんじゃなくて白菜漬けにも親が(七味を)かけていた。子どもの頃の味覚って、今になっても好き。ソウルフード担っているかも」 ■長野市内から 「ある意味、郷土食のひとつで使っている。一番なじみのある商品」 一貫しているのが素材・食材へのこだわり。例えば「七味唐辛子」に入っている「山椒」は国産のもので、その他の調味料も出来るだけ国産なんだそう。ゆくゆくは信州産にこだわりたいということで、食材を作る土台作りも担っていきたいそうです。 ■八幡屋礒五郎九代目・室賀栄助社長 「味に関しては素材にこだわっている。製法も独自のもの。そういうこだわりが100年続けてこられた理由」 缶のデザインにはある秘密が隠されていました。 ■上室夏鈴アナウンサー 「唐辛子のヘタの上に振り出し口がある。知らなかったです」 これはご存じの方が多いかも。でも次は難易度が上がります。 ■上室夏鈴アナウンサー 「そしてもう一つは善光寺に唐辛子が隠れている」 しかも唐辛子は1つではないので、ご自宅の七味缶をよく見てみてください! そしてオリジナルのラベルも有名です。これまで300種類ほど作ってきたそうです。さらに大きさがおよそ28倍の巨大な七味缶もありました。写真を撮っている人もいました。来月6日まで公開されています。