待ちわびた桜、週末の陽気で一気に開花 名古屋・鶴舞公園も花見客で賑わう
メ~テレ(名古屋テレビ)
東海地方の桜が見頃を迎えています。足踏みのあと、一気に咲き始めた桜。すでに満開の所もあります。 三重県津市では2日、桜満開の便りが。開花から一気に咲き進み、3日で満開になりました。 岐阜県本巣市の淡墨公園では、「根尾谷淡墨ザクラ」が満開を迎えました。 樹齢1500年あまりとされ、国の天然記念物に指定されています。 つぼみはピンク、満開は白、散り際には淡い墨色を帯びてくることから、「淡墨桜」と名付けられたそうです。 満開を迎えた淡墨桜を写真に収める人も。 「ここは本当にきれいです。今まで来た中では、本当に1番きれいなくらい」(撮影していた人) 夜のライトアップも行われていて、午後6時40分から午後9時まで、楽しむことができます。 本巣市によりますと、来週の月曜日くらいまでが見頃だということです。
雨予報を前に駆け込み記念撮影も
一方、名古屋の桜スポットは── 約600本の桜並木が続く山崎川沿いには、川を覆う桜が咲き始めています。 また鶴舞公園(名古屋市昭和区)では、春らしい陽気のもと、たくさんの人が花見を楽しんでいました。 公園の担当者によると、先週までまだ蕾だった桜は、土日の暖かさで、一気に咲いたといいます。 「きのうまでが5分咲きぐらいで、きょうは暑いので、6~7分までは咲くと思う」(鶴舞公園の担当者) 去年まで立ち入りが禁止されていた桜の木の下については、一部のエリアでブルーシートなどを広げて、花見を楽しむことができるようになりました。 中には、桜の木の下でランドセルを背負って写真を撮る小学校の新入生の姿も。 「あしたから雨予報だったので、きょう写真を撮りにきました」(来園客) 開催中の「桜まつり」は、例年より開花が遅れているため、今月14日まで期間が延長になりました。 ウェザーニュースによると、鶴舞公園の桜の満開予想は今月5日ということです。 (4月2日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ+』より)