KTM、新型『1390 SUPER DUKE GT』発表…スポーツツアラーが全面進化
KTMは11月5日、新型『1390 SUPER DUKE GT』を欧州で発表した。全方位で進化したこのモデルは、スポーツツアラーとしての性能をさらに高め、ライダーに新たな体験を提供することを目指している。 KTM 1390 SUPER DUKE GT
新型KTM 1390 SUPER DUKE GTは、1350ccの最新LC8 Vツインエンジンを搭載し、前モデルよりもパワーとトルクを向上させた。これにより、長距離走行でも高いパフォーマンスを発揮することが可能。さらに、再設計されたエアボックスや広いラジエーターが効率を向上させ、ライダーは改良されたギアリングを活用して、より効果的にエンジンの回転数を利用できる。
シャシーも最新のものに更新され、トーション剛性が向上し、重心が低くなったことで、前輪のフィードバックが最適化された。これにより、安定性とスポーティなハンドリングがさらに洗練された。また、WP APEXセミアクティブテクノロジーのサスペンションが前後に搭載され、快適性が向上している。
安全面では、Brembo製のブレーキシステムが採用され、コーナリングABSや新しいスーパーモト+モードが追加された。さらに、最新の電子機器パッケージには、8.8インチのTFTタッチスクリーンや、アダプティブクルーズコントロールなどの機能が含まれている。
レスポンス 森脇稔