「『その下は何かはいとるんか』と聞かれた」「『ありがとうな』と抱きつかれた」現役町長の“セクハラ”疑惑、第三者委員会が「99の“不適切な行為”」認定 本人は反論「中立性を欠く」「どの時代も職員に好かれる首長などいない」
岐阜県岐南町(ぎなんちょう)の小島英雄町長(74)に浮上しているセクハラ疑惑で、2月27日、第三者委員会が少なくとも「99の“不適切な行為”」を認定しました。それに対して町長は「僕は選挙で選ばれた人間。なぜ第三者委員会が辞職を促すのか」と反論。しかし、翌日の会見では「5月末までに辞めたい」と自らの進退について言及する一方で、「中立性を欠く」「どの時代も職員に好かれる首長などいない」と調査に不満をもらす場面も。果たして、その報告書の中身とは? 【こちらも物議】「なぜ女がこの部署にいる?」「君たちは旗本だ!俺を守れ!」福岡・宮若市の塩川秀敏市長に対する不信任決議案が提出!“ハラスメント市長”に議会が出した決断は?【画像】
第三者委員会が「99の“不適切な行為”」を認定 しかし、町長は「僕は選挙で選ばれた人間ですよ。なんで第三者委員会が辞職を促すんですか」と反論
小島町長は、2023年5月、複数の女性職員の頭をなでたり、尻を触るなどのセクハラ疑惑が浮上。当時町長は、「私は70歳を超えているので、頭をなでるということは“よく頑張った”という意味」と頭をなでたことは認めたものの「ねぎらいや激励の意味だった」と説明。他にも下半身に触れた行為に「性的な意味はなかった」と、強調していました。
その後、町議会は小島町長に対する「辞職勧告決議案」を提出。2023年6月、町議会は「辞職勧告決議案」を可決しました。それに対して町長は、「粛々と公務をこなして、第三者委員会の結論を待って対応したい」とし、また、「セクハラ認定されたら辞職するのか?」の問いに「もちろんします」と答えていました。
そして、2024年2月27日、第三者委員会は調査報告書を公表し、少なくとも「99の“不適切な行為”」が認定されました。その内容は、 「お尻を手のひらでポンッと触られた」 「階段を下りるときに肩を抱かれた」 「後ろから近付かれ、ポニーテールにした髪の毛を揺らされた」 「スカートをはいていた日、『その下は何かはいとるんか』と聞かれた」 「『赤ちゃんみたいな手してるね』などとしゃべりながら、手の甲を30秒にわたってさすってきた」 「町長室に呼ばれ、入ると『ありがとうな』と言われ数秒の間、抱き付かれた」 などとなっています。
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