命名「うらら」、販売開始 福島県いわき市と楢葉町の冬春トマト JA福島さくらがブランド化
JA福島さくらは今月から、福島県いわき市と楢葉町の一部で3月から5月に出荷される冬春トマト3種類を「春トマト『うらら~ulala~』」と名付け、販売を始めた。 昨年、冬春トマトが国の野菜指定産地に東北地方で唯一選ばれたことを受け、ブランド化を進めてきた。この時期に出荷される「サンシャイントマト」や「親バカトマト」、「小名浜菜園ミニトマト(フラガール)」の3種類を季節限定のパッケージとネーミングで販売している。 名前は暖かな日差しや穏やかな春をイメージさせる「春うらら」や「麗(うら)らか」、ハワイ語で赤を意味する「ulaula」などの言葉から名付け、市が都市ブランドとして掲げる「フラシティいわき」の発信にもつなげる。 9日には市内のマルトで市農業生産振興ブランド化協議会による試食キャンペーンが繰り広げられ、買い物客が新たな地元の旬の味を楽しんだ。