外国籍の11人が料理やサイクリング満喫 ちば南房総のイベントで(千葉県)
南房総市内の道の駅を管理しているちば南房総は、同市の道の駅富楽里とみやまで、外国籍の人を対象にしたイベントを行った。中国や台湾、インドネシア、アメリカの11人が参加。2部に分かれ、地元の魚を使った料理やサイクリングを楽しんだ。 インバウンド観光の受け入れ態勢づくり、地域への波及効果を目的に、県の補助事業を活用して、道の駅で体験できる観光コンテンツの発掘を行っているちば南房総。今回は取り組みの連携体である、「Helte」(柏市)「Neulab」(同)「ジーベック」(兵庫県神戸市)の3社と共同で、イベントを実施した。 「日本の南房総を体験しよう!」をテーマに、午前の部は料理づくり、午後の部はサイクリングが行われた。 料理づくりには8人が参加。料理人の指導を受けながら、地元でとれた魚を包丁でさばき、刺し身や海鮮丼をつくった。試食では「おいしい」と笑顔を見せながら味わった。 一方のサイクリングには3人が参加。富楽里を発着点に、岩井海岸まで走った。途中では、地元農家の農園に立ち寄り、野菜の収穫も体験。参加者は「自然が豊かで景色もとてもきれいだった。また遊びに来たい」などと話していた。 ちば南房総では「インバウンド需要が高まっているので、南房総を訪れる外国の方が楽しめるような受け皿をつくっていきたい」としている。