手越祐也「もう1回イチから歌筋を鍛え直したよ」ソロ活動後に直面した“現実”とは?
◆ソロになった最初のライブは超キツかった
手越:マイキは1人でずっと歌い続けているけど、俺はもともとグループだったじゃん。そのグループを辞めて、ソロになった最初のライブは超キツかったもん! マイキ:“1人でフル尺を歌う”ってことですか? 手越:そうそう。例えば100m走だとしたら、5人組なら20m、4人組なら25m、3人組なら33mを(全力で)走りきれば、バトンパスして休んで、またちょっと回復してから、またバトンをもらうと。でも(ソロだと)1人で走りきらなきゃいけないから、負担が全然違うよね。 マイキ:やっぱりそうなんですね。 手越:俺は両方を経験しているからこそ、如実に違いが分かった。それに、(ソロ活動の)最初の頃は、事務所時代のソロ曲しかなくて、しかもソロ曲って(グループ時代は)1回のコンサートで1曲しか歌わないわけよ。それがソロのライブだと連発するから、最初の頃はそれがキツすぎて。 マイキ:それは、どうやって乗り越えたんですか? 手越:もうトレーニングだよね。当たり前だけど「歌えないので、できません」なんて言えないじゃん(笑)。それができるようになるしかないから、「シナモン」(独立後、最初のシングル曲)をリリースする半年前ぐらいから、もう1回イチから歌筋を鍛え直したよ。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送より)