【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
次の熱狂
人工知能(AI)コンピューティングのインフラを提供するハードウエア企業が次の熱狂銘柄になりつつある。マイクロン・テクノロジーやスーパー・マイクロ・コンピューター、デル・テクノロジーズなどはその実績が証明され、次の決算シーズンを前に期待が高まっている。シルバント・キャピタル・マネジメントのマイケル・サンソテラ最高投資責任者(CIO)は、AIを「本当に収益化しているのは誰なのかを見極めることが肝要だ」と語った。マイクロン株はここ1カ月で約30%上昇し、エヌビディアの17%高を上回っている。
アップ・オア・アウト
米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーは先週、北米勤務の一部コンサルタントに対し、昇進するための時間がなくなりつつあると通知した。世界的にコンサル業界が苦戦する中、同社は従業員に対し業界の不文律とされる「アップ・オア・アウト(昇進するか、さもなくば退職せよ)」の圧力を強めている。マッキンゼーは発表文で、「当社は常にパフォーマンスに関してハードルを高く設定している」と説明した。
期末調整
年金基金がポジションを調整するために320億ドル(約4兆8000億円)相当の株式を売却する可能性がある。ゴールドマン・サックス・グループが試算した。その通りであれば2023年6月より後で最大の調整額となり、過去3年間の予想額の中では89パーセンタイルに位置すると、ゴールドマンがリポートで指摘した。イースター(復活祭)の祝日を挟んで取引量が少なくなると、市場に余分な圧力がかかる可能性がある。S&P500種株価指数は昨年10月後半から約26%急騰しており、短期的な利益確定売りにさらされやすくなっていることをトレーダーらは懸念している。
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