京アニ放火殺人事件で青葉真司被告に死刑判決
京アニ放火殺人事件で青葉真司被告に死刑判決
2019年京都アニメーション第1スタジオが放火され36人が死亡した事件で殺人などの罪に問われた青葉真司被告に対し、京都地裁は25日死刑の判決を言い渡しました。 裁判では、青葉被告の責任能力の有無や程度が争点となっていて、検察が完全責任能力があったとして死刑を求刑したのに対し、弁護側は青葉被告が事件当時、重度の妄想性障害で「心神喪失か耗弱状態だった」として、無罪か刑の軽減を求めていました。 25日の判決で京都地裁は「被告の妄想が犯行に与えた程度は大きくない」と述べ、責任能力を認め求刑通り死刑の判決を言い渡しました。