サプライズ① 高配当利回りが光る「春号」独自増額5銘柄
四季報オンライン
本日から始まる「 サプライズ銘柄 」特集。3月18日(金)発売の 『会社四季報』春号(2022年2集) の中から、とくに有望な50銘柄を選抜し、5銘柄ずつ毎日17時頃にお届けする恒例企画だ。 春号は、全上場企業の6割超を占める3月期決算企業が本決算の期末を目前に控えた号。読者の関心も今期の着地から来期の見通しにシフトする号となる。記事本文でも、業績欄では今期(2022年3月期)の記述は半分以下、来期(2023年3月期)の記述が半分以上だ。 日本株市場に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵攻やアメリカの金融政策動向といった海外要因が足かせとなり、全体相場は冴えない展開が続いている。こうした相場つきの中で、投資家の関心を集めているのが高配当銘柄だ。 配当利回りの高い銘柄は、保有しているだけで一定水準以上の配当収入が得られる。そのため、株価下落局面でも狼狽売りが出にくく、相対的に下値抵抗力が強いとされる。ただし、経営環境などが変わると減配されることもあり、そうなった場合は値崩れしてしまうリスクもある。 そこで今回は、『会社四季報』春号に掲載されている銘柄の中から、今期業績予想を四季報が独自に増額しており、来期も業績・配当ともに堅調が見込まれる、今期予想配当利回り3%以上の5銘柄をピックアップした(2月25日終値ベース)。荒れ模様の全体相場の中でキラリと光る高配当利回り銘柄は要注目の存在だ。
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会社四季報オンライン編集部