リラ・アビレス監督作『夏の終わりに願うこと』8月9日公開 ポスター&場面写真も
リラ・アビレス監督作『夏の終わりに願うこと』が、8月9日より全国順次公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと場面写真が公開された。 【写真】『夏の終わりに願うこと』場面カット 本作は、7歳の少女・ソルを中心にある夏の1日を描いた人間ドラマ。ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞し、東京国際映画祭ほか70以上の映画祭で上映された。映画初出演のナイマ・センティエスが主演を務めた。 ソルは、父・トナの誕生日パーティーのため祖父の家を訪ねる。病気で療養中の父と久しぶりに会えることを喜ぶソルだったが、身体を休めているから、となかなか会わせてもらえない。従姉妹たちと無邪気に遊びまわることも、大人たちの話し合いに加わることもできず、いらだちや不安が募るばかり。やがて父との再会を果たしたとき、それまで抱えていた思いがあふれ出し、ソルは“新たな感情”を知ることになる。よろこび、悲しみ、希望、落胆。波打つ自身の感情の変化に戸惑いながらも、少女が願ったこととは。 ポスタービジュアルは、強く照りつけながらも優しく包み込むようなメキシコの太陽の光を浴びる少女の表情が捉えられている。そのまなざしとは対照的に、「ずっと一緒に、いられたら」というコピーが添えられている。 あわせて公開された場面写真には、バースデーケーキの灯を前にした少女の姿が。心ここにあらずな様子で、7歳とは思えない大人びた表情を見せている。
リアルサウンド編集部