巨人・浅野翔吾が練習を再開、CSファイナルは1試合のみの出場「走攻守でレベルアップし信頼を得る!」
来季への戦いが始まった。巨人は21日のクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージ最終戦でDeNAに敗れてから1日間の休養を挟み、CSに出場した一部の若手選手らが23日、ジャイアンツ球場で練習を再開。今季終盤にスタメンに定着し、セ・リーグ優勝に貢献した浅野翔吾外野手(19)は「走攻守、全部レベルアップできるようにやっていきたい」と来季のレギュラー取りへ意気込んだ。 飛躍につながる1年となったが、最後は不完全燃焼だった。浅野はCSファイナルで起用されたのは第2戦目のみ。4打数無安打に終わり、敗戦後には「来年以降、首脳陣の信頼を得られるようにしっかり頑張っていきたい」と語っていた。 「最後らへんはあんまり出てなかったので、そんなに疲れはない」と、1日休んだだけで再びグラウンドへ。フリー打撃や守備練習を精力的にこなし、最後は雨が降る中でボールを打ち込んだ。 この日はチームメートの岡本和や、DeNAのオースティン、宮崎からもらった3本のバットを使い分けて練習した。「自分に合うバットを、秋に見つけていければ」と浅野。リーグを代表する強打者たちの力を借りながら、持ち前の強打に磨きをかけていく。
中日スポーツ