Z世代、環境アクティビストたちの切実な過激行動描く「HOW TO BLOW UP」予告
「パラサイト 半地下の家族」「落下の解剖学」と同じくNEONが北米配給を担当した「HOW TO BLOW UP」の予告編とポスタービジュアルが解禁された。 【動画】これは自己防衛という名の正義なのだ…「HOW TO BLOW UP」予告編 本作は環境破壊で人生を狂わされた8人の若者が、やがて石油パイプラインの爆破という過激な作戦を実行するスリラー。Z世代の環境アクティビストたちの人生を懸けた行動を描き、そのリアルな描写からFBIが「テロを助長する」と警告して注目を集めた。気候科学者の両親を持つダニエル・ゴールドハーバーが監督を務めている。 計画に参加するのは、異常気象で母親を亡くしたソチ、環境ドキュメンタリーの制作に関わるショーン、独学で爆弾を作っているマイケル、パイプライン建設のために政府から家の土地を奪われたドウェイン、工場による大気と水の汚染が原因で急性骨髄性白血病を患ったテオテオとその献身的な恋人アリーシャ、そして反抗的なエコテロリストのカップル、ローガンとロウアンだ。彼らは問題への抜本的な変化をもたらすため、誰も傷付けず、環境を汚染することなく、石油パイプラインを爆破し、社会に構造的なダメージを与える任務を秘密裏に遂行していく。 予告にはアリエラ・ベアラー演じるソチの「これから石油会社のパイプラインを爆破する」「これは自己防衛という名の正義なのだ」「人々を犠牲にし利益を得るものたちに警告する。企業は私たちを野蛮だと責めるだろう。だが、これは当然の行動だ」という呼びかけが収録されている。背景にはDos Monosによる未発表音源が使用された。 「HOW TO BLOW UP」は6月14日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか全国で順次ロードショー。 (c)WildWestLLC2022