松本人志、“性加害報道” への対応が過去発言と矛盾とのツッコミ…伊藤詩織氏には「男は謝るしかない」
「週刊文春」の性加害疑惑報道により、吉本興業が活動休止を発表したダウンタウンの松本人志。松本は自身の「X」(旧Twitter)に、 【写真】眉間にしわを寄せ険しい表情の松本 《事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす》 《ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ》 などと投稿しており、1月14日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)への出演に注目が集まっていた。だが、10日配信の「スポーツニッポン」は、出演を中止したという局の判断を報じている。 文春の記事によると、松本は2015年に六本木の高級ホテルのスイートルームで飲み会を開催し、後輩芸人であるスピードワゴン・小沢一敬に集めさせた女性たちに「俺の子ども産めや!」などと性行為を迫ったという。 この報道を受けて、いま「X」では松本の過去の発言が掘り起こされている。 その発言とは、ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBSワシントン支局長の山口敬之氏から受けた性被害をめぐる裁判についてのもの。2019年に伊藤氏が山口氏に対し1100万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は「酩酊状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」と認定し、山口氏に330万円の支払いを命じた。 当時、『ワイドナショー』でコメンテーターを務めていた松本は、この判決について「密室のことですしね、どういうやり取りがあって、どういう流れかはわからないですけど」と指摘。そのうえで、 「後日、彼女のほうが “嫌だった” “納得してない” って、思いだすのが嫌になるっていうことは間違いないですよね。そうなると男は謝るしかないですよね。これはもう男は謝るしかないんですよ、そう言われると」 と持論を述べた。さらに、こう続けている。 「これまた控訴したところで、これでもし逆転で勝ったとしても格好よくないですよね。どこまでいってもこうなっちゃうと格好よくない」 Xでは、このコメントと、松本の性加害疑惑報道への対応が矛盾しているというツッコミが相次いでいる。 《言ってる事とやってる事が全然違うんですけどこの人大丈夫ですか》 《松ちゃん、伊藤詩織さんの時はこんなこと言ってたんですね》 大手芸能プロダクションでかつて広報を担当していた男性は、松本にこう苦言を呈す。 「松本さんの報道について、吉本興業は『当該事実は一切なく』と全面否定しています。真相は定かではありませんが、仮に飲み会自体はあったのだとしたら、告発した被害女性にすぐ謝ってしまったほうがよかったのかもしれません。そうすれば、活動休止のような大事にならず済んだ可能性はあります」 松本は「週刊女性」が報じた、小沢と告発女性とのやりとりとされるLINEのスクリーンショットをXに投稿。そのなかには「松本さんも本当に本当に素敵で」と女性が小沢に宛てたメッセージが含まれているが、男性はこう続ける。 「これは “迎合メール” といい、性被害者がしばしば取る行動のようです。性被害者はときに加害者に調子を合わせるような行動を取ることがあるものの、これは性的行為に “同意があった” という証明にはならないとされています」 伊藤氏も山口氏にお礼メールを送っており、山口氏はこれを性的同意の根拠としたが、裁判ではその主張は退けられている。 松本は「まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい」として休業を決めた。今後、長い長い裁判が始まるのだろうが、はたしてその行方は――。
【関連記事】
- 【写真あり】松本人志は性加害報道に“効いてない”アピールも…「全てを失うぞ」「芸能界の闇」有吉・ケンコバが警鐘鳴らしていたスピードワゴン・小沢のヤバさ
- 【写真あり】明石家さんま、「松本人志批判騒動」を直撃した本誌を番組でネタに…再直撃したら「ウケたわ~」と満足げ【本誌スクープその後】
- 【写真あり】松本人志騒動で勃発「飲み会にノコノコ行く女は愚か」の声に倉田真由美氏が痛烈批判「人間を対等に見ない人の発想」
- 【写真あり】「ルール犯す人がルール決める」初会合前から批判集中の自民「政治刷新本部」小泉進次郎氏起用も国民は酷評
- 【写真あり】「万博とっとと解体しちゃえ!」松本人志の活動休止で飛び出す撤退・延期求める声…アンバサダーとして協力中の最悪タイミング