2024衆院選 栃木選挙区の結果
とちぎテレビ
石破政権最初の審判となった衆議院選挙は27日投開票が行われました。 「政治とカネ」の問題で強烈な逆風を受け自民党は単独で過半数を取れませんでした。 県内の小選挙区では自民党が3つの議席を守り立憲民主党は議席を2つ獲得しました。 【1区】 栃木1区は、自民党・前職の船田さんが元職と新人の3人を破り14回目の当選を果たしました。 船田さんは物価高騰対策として賃上げなどで所得の増加をめざすほか自衛隊を憲法9条に位置付ける憲法改正や経済安全保障の重要性を訴えました。 【2区】 栃木2区は立憲民主党県連代表で前職の福田さんが自民党・前職の候補との一騎打ちを制し7回目の当選を果たしました。 福田さんは県内最大の労働団体からの支援を受け「この国を立て直す」、「政権交代」を合言葉に消費税を5%への減税や非正規雇用ゼロの実現を訴えました。 【3区】 栃木3区は自民党・前職の簗さんが新人2人を破り5回目の当選を果たしました。 簗さんは「地元密着 現場主義」を合言葉に県北地域の未来を見据えた大型構想への着手を掲げて支持を訴えました。 【4区】 栃木4区は、前回の衆議院選挙の比例で初当選を果たした藤岡さんが自民党・前職と共産党・新人の候補を破り小選挙区で初の当選を決めました。 藤岡さんは「日本を立て直す」を掲げて物価高の是正や食料自給率の向上、それに人口減少・少子化対策を訴えました。 【5区】 栃木5区は自民党・前職の茂木さんが新人3人を破り11回目の当選を果たしました。 政治とカネの問題で自民党に逆風が吹く中、選挙戦では多くの仲間や後輩の応援で地元での演説時間はわずかでしたが「経済成長で所得を増やし地場産業や農業の支援、災害に強いまちづくりを進める」と訴えました。 【比例代表】 比例代表北関東ブロックで栃木2区の五十嵐清さん、栃木3区の佐藤勉さんが復活当選しました。
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