演劇ユニット「イワントモリ」の公演「明日のハナコ」の練習風景＝東温市見奈良

【愛媛県内俳優らユニットが上演】 　地震などの災害や原発再稼働などへの思いを語り、将来をどう生きるかを考える演劇「明日のハナコ」（作・玉村徹、演出・須貝英）を演劇ユニット「イワントモリ」が第2回公演として9～10月、東温、内子、高知の3市町で上演する。 　同作品は2021年、福井の高校演劇祭で上演された。しかし、せりふに差別用語が含まれるとして、映像化や台本の公開が見送られた。作者の玉村は元高校演劇部顧問。公演を控えた演劇部の女子高校生2人が1948年の福井地震を出発点に原発などへの思いを語るストーリー。