<360度画像>神戸ルミナリエ・東遊園地の幻想的な光の回廊
「阪神・淡路大震災」の犠牲者への鎮魂と都市の復興・再生への願いを込め、神戸市中央区の旧外国人居留地、東遊園旧外国人居留地付近で開催されている「神戸ルミナリエ」(兵庫県神戸市)は、17日で終了する。
今年は昨年より約10万球多い約40万個のてLED電球を使用。連日多くの人が訪れ、鎮魂の輝きを見つめている光景が見られた。 東遊園地には、光の聖堂「カッサ・アルモニカ」へ至るまでの三連の光の回廊作品「ガレリア」と光の壁掛け「スパッリエーラ」を組み合わせた壮大な作品が目に映る。 この回廊作品の下で360度カメラのシャッターを切ると、カッサ・アルモニカと反対側にある神戸市役所方面へ広がる回廊がよくわかる。これは今年初めて設置された作品で、この撮影を行った際も会場のあちらこちらで「いつもと違うね」「すごく大きい屋根みたい」と子どもが笑顔で話す声も聞かれた。 1995年12月、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込め、都市の復興・再生への夢と希望を託して始まった神戸ルミナリエ。震災の記憶を語り継ぐ幻想的な輝きは、17日午後9時半に消灯する。