【高校サッカー】青森山田、初戦は高川学園(山口) プレミア勢がほかに3校、最激戦ブロックに
12月28日に開幕する第103回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が18日、都内で行われた。連覇を狙う青森県代表の青森山田は初戦の2回戦で、高川学園(山口)と対戦することが決まった。試合は12月31日午後0時5分から、埼玉県のNACK5スタジアム大宮で行う。 青森山田は伝統の球際の激しさ、ハードワーク、堅守を武器に2000、01年度(第79、80回大会)の国見(長崎)以来となる大会連覇を目指す。 対戦相手の高川学園は6年連続30回目の出場。予選ではスピードのある左サイドを起点に好機をつくり、2年生エース大森風牙が高い決定力を発揮。セットプレーでも強さを見せ、全5試合で4点以上を挙げて危なげなく勝ち上がった。 青森山田と同ブロックには尚志(福島)、静岡学園、東福岡といった高校世代最高峰の「高円宮杯U-18プレミアリーグ」に所属する3校が入り、最激戦区となった。 5年ぶりの対面開催となった抽選会には、青森山田の小沼蒼珠や専大北上(岩手)の成田大悟=リベロ津軽SC出=ら各校の主将、監督が出席。開会式の選手宣誓は大分鶴崎の志賀杏陸(あんり)主将が務めることが決まった。 大会は首都圏9会場で開催。28日の帝京(東京B)-京都橘の開幕戦を皮切りに、来年1月2日まで1~3回戦を中1日で実施。準々決勝は同4日。以降は東京・国立競技場で、準決勝は同11日、決勝は同13日に行う。