カミラ王妃、過去に"たった1度だけ"着用した「特別なティアラ」で日本の天皇皇后両陛下を歓待
チャールズ国王夫妻は6月25日(現地時間)、国賓としてイギリスに滞在中の日本の天皇、皇后両陛下を招き、バッキンガム宮殿で晩さん会を開催した。 【写真】いつにも増してゴージャス...!特別なティアラを着用したカミラ王妃 出席したカミラ王妃は、亡きエリザベス女王から受け継いだ「バーミーズ・ルビー・ティアラ」をつけて登場。王妃がこのティアラを使用するのは、2023年11月にイギリスを訪れた韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫妻を迎えた晩さん会以来のこととなっている。また、王妃はこの晩さん会に、シルククレープの生地に刺しゅうを施した白のフィオナ・クレアのドレスを着用した。
「バーミーズ・ルビー・ティアラ」は、エリザベス女王が1973年、ガラードに制作を依頼したもの。フィリップ殿下との結婚祝いとして、1947年にビルマ(現在のミャンマー)から贈られたルビー96石が使用されている。 ガラードはこれらのルビーとティアラについて、次のように説明している。 「96という数に、特別な意味があります。ビルマの文化では、ルビーは病や災厄から身を守る石とされています。人を悩ませる可能性がある96の病から、身に着ける人を守るものということになるでしょう」 「イギリス王室の紋章に描かれているチューダー・ローズにインスピレーションを得たローズをモチーフとして、ルビーとダイヤモンドをセットしています」 カミラ王妃はロイヤルファミリーの一員として公務を開始して以来、約19年の間にいくつものティアラを着用している。お気に入りは「ブシュロン・ハニカム・ティアラ(グレヴィル・ティアラ)」。 ただ、王妃として即位した後は、「ガールズ・オブ・グレートブリテン&アイルランド」や「エリザベス女王のダイヤモンドとサファイアのティアラ」を着用するなど、もともとロイヤルのために制作されたジュエリーを使用することが増えている。 なお、イギリスのロイヤルたちはここ数週間、忙しく公務をこなしている。カミラ王妃は6月18日から5日にわたって開催された毎年恒例の王室の競馬イベント、ロイヤルアスコットに連日登場。前夫との子どもたち(長男のトム・パーカー・ボウルズと長女のローラ・ロープス)や妹のアナベル・エリオットとその長男ベンなども、王妃とともに姿を見せていた。
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