【ツインズ11－5エンゼルス】＠エンゼル・スタジアム

5回裏に2号ソロを放ったエンゼルスのノーラン・シャニュエル（MLB Advanced Media）

　日本時間4月29日、エンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのツインズ3連戦の最終戦を迎え、一時は1点差まで追い上げたものの、結局5対11で敗北。スイープを喫して4連敗となり、勝利したツインズはこれで7連勝となった。ツインズ先発のパブロ・ロペスは5回裏に一挙4点を失ったが、5回4安打4失点で2勝目（2敗）をマーク。エンゼルス先発のリード・デトマーズは6回途中9安打5失点でマウンドを降り、2敗目（3勝）を喫した。 【動画】ルイス・レンヒーフォとノーラン・シャニュエルが二者連続アーチを放つ（MLB.comより） 　エンゼルスは4回表にホセ・ミランダのタイムリーで先制されると、5回表には2本のタイムリーなどで4失点。5回裏にジョー・アデルのタイムリー二塁打、ルイス・レンヒーフォの1号2ラン、ノーラン・シャニュエルの2号ソロで4点を返し、1点差に詰め寄ったものの、リリーフ陣が踏ん張れず、7回表にアレックス・キリロフの2点タイムリー二塁打などで4点を追加された。7回裏にマイク・トラウトのタイムリーで1点を返したが、8回表にミランダのタイムリー二塁打などでさらに2点を追加され、5対11で敗北。17安打16失点の前日に続き、17安打11失点と投手陣が崩れた。 　勝利したツインズが7連勝で貯金を1とした一方、敗れたエンゼルスは4連敗で今季ワーストの借金8に。オリオールズを破った3位アスレチックスとのゲーム差は1.5に広がり、「メキシコシティ・シリーズ」で2連勝を収めた最下位アストロズが1ゲーム差まで迫っている。5連敗→1勝→4連敗と苦しい戦いが続いており、最下位転落は目前という状況。2014年以来10年ぶりのポストシーズン進出を目指す今季だが、その目標の達成は厳しいと言わざるを得ないだろう。