鍋におすすめ!大館市特産のヤマノイモの出荷盛ん 秋田
秋田テレビ
秋田県大館市では特産の「ヤマノイモ」の出荷が盛んに行われていて、関係者が選別や箱詰め作業に追われている。 げんこつのような形が特徴の「ヤマノイモ」大館市の特産品で、栄養価が高く強い粘りが特徴だ。 JAあきた北管内では19戸の農家がヤマノイモを生産していて、11月に出荷作業が始まった。ことしは形や粘りは例年並みでサイズは大きめ。出荷場では機械で大きさごとに分けたヤマノイモを関係者が手際よく箱に詰めていた。 お好み焼きなどのつなぎに使われることが多く全体の8割が大阪の市場に出荷されるヤマノイモ。新型コロナの影響で一時需要が落ち込んだ。この間に生産者が大幅に減少したという。 JAあきた北販売営農部 安部 泰史副部長: 「コロナの時期に単価が安くなって再生産するのが非常に厳しい状態が2年続いたのでコロナ期間に多くの人が辞めてしまった」 一方で、コロナ禍を経てヤマノイモの単価は上昇しているほか、需要が高まっている。JAは生産拡大につなげるために「地元の人にも味わってもらいたい」と話している。 JAあきた北販売営農部 安部 泰史副部長: 「11月末から大館市内の店に並ぶと思う。ぜひ鍋にすって入れるとつみれ状になって大変おいしいので試してほしい」 ヤマノイモの出荷作業は11月いっぱい続く。
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