《那須2遺体》「刺青を見せつけて威嚇」「成城の家賃が払えなかった様子」...関根被告が近隣に見せていた「意外な素顔」
家の前でキャッチボール
「年の離れた少し派手めな女性で、2人の他に小学校高学年くらいの男の子も一緒に暮らしていました。子どもの学校への送り迎えも関根さんかその女性が交代しながらやっていました。ただ、勤め人のような生活ではなく、平日も家にいるような人だったので、正直どんな仕事をしているのかは分からなかったです。 家の前で子供とキャッチボールをする光景も見ましたが、男の子は関根さんに対して『はい! 』など敬語を使っていたので女性の連れ子と暮らしているのかなって」 しかし、その女性は1年も経たずに子どもとともに出ていった。 その後は、ガラの悪い友人らが出入りするようになり、1年半ほど住んだのち、周囲に「実家に戻ることになりました」と言って、転居した。実際のところは家賃が払えなかったようだ。 そして2022年ごろ、宝島さん夫妻の元に現れる。かつて幼なじみだった、夫妻の娘である現在の内縁の妻を頼ったのかもしれない。
アルバイトから後継者に上り詰めた
家賃も払えないほどにおカネがない、仕事も不安定。宝島さん夫妻の長女が離婚したことを聞きつけて、逆玉に乗ろうとして近づいたのだろうか。 かくして、一介のアルバイトだった関根被告は宝島さん夫妻の後継者の座に登り詰めた。 「関根被告と奥さん(宝島さん夫妻の長女)とその子ども、小学校低学年くらいの女の子の3人で歩いているのを見かけたことがあります。仲良しな家族、という雰囲気ではなかったので印象に残っています」(アメ横で働く男性) 事件後も関根被告は「宝島ロード」周辺に頻繁に出入りしていたようだ。 「トラブルを抱えていたとはいえ、宝島さん夫妻は金払いもいいし、豪快で明るい人たちでした。なにもあんな残忍な方法で殺さなくても……」(宝島さんの知人男性) 今後始まる裁判で関根被告は何を語るのだろうか。事件の解明が待たれる。 ・・・・・ 【さらに読む】大河ドラマ出演が転落人生の始まりか...? 大御所俳優にチヤホヤされた「元天才子役」の末路【那須夫婦遺体事件】
週刊現代(講談社)