プロデビュー戦の17歳 ブレーズ・ブラウンがフェースの“打痕”にこだわる理由
17歳のブレーズ・ブラウンが今週の「ザ・アメリカンエキスプレス」でプロデビューを飾る。キャロウェイのスタッフバッグに収められた各クラブについて説明し、それらが収まった理由について述べた。 【画像】これぞプロの技! 桑木志帆のウェッジに残る打痕
アイアンについて語るなかで、ブラウンは自身のアイアンプレーに関するちょっとした笑い話や、いかにしてタイガー・ウッズの影響を受けたかについて明らかにした。 ウッズはクラブフェースの中心に高確率でヒットさせることで知られ、練習熱心でもある。その組み合わせによりクラブフェースのど真ん中に畏敬の念を抱かせるような打痕を残すのであり、以下のパター画像は完璧にその実例を示している。
ブラウンは自身の使用する2021年モデルのキャロウェイ「エイペックス MB アイアン」について、「僕はバッグに入っている全てのクラブを気に入っていますが、特にアイアンについては、打痕に取り組んでいます」と火曜日(14日)に述べた。 「僕もタイガーがクラブにすごくカッコいい打痕を残しているのは知っていて、そこからインスピレーションを受けたのです。僕もアイアンについては、フェースの中心で打つように取り組んでいます」 ウッズといえば、コース設定やコンディションに応じて、ドライビングアイアンと5番ウッドとを使い分けることで有名だ。今週のブレーズはそのやり方を模倣している。 今週、ラキンタにて3つのコースを使用して行われる大会を前に、ブレーズは「単にコースに応じて(入れ替え)ですね。ラキンタではティショットで何度か2番アイアンを使いますが、スタジアムコースでは2番アイアンを抜いて、5番ウッドを入れます」と述べた。
ブラウンは新しいキャロウェイ「エリート トリプルダイヤモンド」の5番ウッドと、キャロウェイ エイペックスの2番アイアンを交互に使用することになる。5番ウッドに関しては、その高さと硬いグリーンでも止められるパワーを活用したいと考えており、2番アイアンについては、フェアウェイを捉える直進的なショットで生かそうとしている。 ウッズがこの戦術に賛同するのは、間違いないところであろう。 ブレーズが「ザ・アメリカンエキスプレス」でのセットアップについて語るなかで判明したもう一つは、センターシャフトのパターを使用していることである。