モナコ公国のアルベール2世大公、隠し子に年間1億円以上を払う シャルレーヌ公妃には不法移民の雇用疑惑も
昨年、別居報道が浮上したモナコのアルベール2世大公とシャルレーヌ公妃。今度はお金を巡る問題を暴露された。20年以上にわたって公室の財政を担当していた大公の元会計担当者、クロード・パルメロがロイヤルカップルの財政事情を明かしている。彼は昨年7月に汚職撲滅サイトの標的になり退任したが、任に就いていたときに公室の支出を「秘密の手帳」に記録していた。それをフランスの新聞「ル・モンド」に公開したと新聞「デイリーメール」が報じている。 【写真】モナコ公室シャルレーヌ妃と双子のスイートなフォトアルバム
パルメロが強調しているのは公妃が不法移民を雇用、破格の報酬を払っていたこと。公妃にはフルタイムの個人スタッフが8人いたがその多くが不法に入国していたという。パルメロは1か月の観光ビザで入国し、5年間不法滞在していたフィリピン出身のスタッフもいたと主張。「彼の給料は1日85ポンド(16,000円)だった。桁外れに多い」とパルメロはコメント。偽造したパスポートで入国していた人もいたと付け加えている。
またジャック公子とガブリエラ公女のナニーも不法移民。公妃は2014年12月に出産するとすぐにそのナニーに子どもたちを預けたと手帳に書いている。
手帳には当然大公と公妃の金の使い方も書いてある。大公は秘密にしているフランスの銀行口座から毎年数百万ポンドを元愛人や非嫡出子のために使っている。非嫡出子のジャズミン・グリマルディとアレクサンドル・コステ・グリマルディにはそれぞれ年間34万4,000ポンド(約6,500万円)を渡している。また6年前にはジャズミンに300万ドル(約4.4億円)のニューヨークにあるアパートメントを買い与えている。
またアレクサンドルの母ニコール・コステには年間100万ドル(約1.5億円)近くを支払っていたとも。そもそもこの秘密の口座が非嫡出子たちのために使う金を管理するためだけに開設された可能性も浮上している。
一方の公妃はコルシカ島にある別荘の模様替えに82万6,000ポンド(約1.55億円)、モンテカルロにあるオフィスのインテリアに86万ポンド(約1.6億円)をかけていた。また専属シェフに1日250ポンド(約17,000円)の報酬を渡し、南アフリカにいる家族にも数十万ポンドを送っていたという。