ダイチは適応している! パレス指揮官が愛弟子鎌田を高評価。開幕8戦未勝利…プレミアの過酷さにも言及「CLの順位表を見てくれ」
「1位はビラ、2位はリバプール、3位はシティだ」
クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が、10月27日に開催されるプレミアリーグ第9節のトッテナム戦を前に会見に出席。フランクフルト時代から指導する鎌田大地について語った。クラブ公式サイトが発言を伝えている。 【画像】名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 鎌田は2022-23シーズンをもってフランクフルトを退団後、ラツィオを挟んで今夏にパレスに加入。世界最高峰と称されるプレミアリーグに初挑戦したが、3分5敗で降格圏の18位に沈むチームで、なかなか思うような活躍を見せられていない。 即戦力として期待値も高い分、厳しい声が飛ぶなか、オーストリア人指揮官は日本代表MFを擁護。前節のノッティンガム・フォレスト戦(0-1)でのパフォーマンスを例に挙げ、その理由を次のように説明した。 「彼は適応していると思う。ノッティンガム戦でのプレーは良かった。多くのデュエルを制し、ニ度フィニッシュまで持ち込んだ。運がなかったのかもしれない。私は彼のことを非常によく知っている。チャンスがあったなかで、ゴールを決めたいがために自分自身にプレッシャーをかけているんだ。彼はチームのために懸命に働いている。適応していると思うよ」 グラスナー監督はまた、プレミアリーグのレベルの高さに言及。「チャンピオンズリーグの順位表を見てくれ」と切り出し、こう訴えた。 「1位は(アストン・)ビラ、2位はリバプール、3位はマン・シティだ。ヨーロッパリーグの順位表を見ても(2位は)トッテナムだ。イングランドのどのチームもヨーロッパでトップクラスだ。これが我々が直面している現実であり、チャレンジなんだ」 本拠地セルハースト・パークでトッテナムを下し、まずは初勝利を掴めるか。グラスナー体制存続の危機にあるなか、愛弟子・鎌田の恩師を救う活躍に期待したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「カマダはひどい出来だった」どん底のパレス、地元メディアが鎌田大地を酷評。88分までプレーさせた恩師も非難「ミスを犯した」
- 「監督を激怒させた」「カマダは何をしたのか?」鎌田大地にパレス指揮官が激昂と現地報道「明らかにフラストレーションを感じていた」
- 「エンドウは監督が気に入っていない」出番激減の遠藤航がまさかの“4番手降格”でますます窮地に…リバプールは今冬の放出を検討と番記者が報道
- 「キム・ミンジェのせいだ」「いらない」CL惨敗のバイエルン、韓国代表DFへの“集中砲火”にクラブ幹部が怒り「チームを分裂させようとしている」
- 「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる