韓ドラのプロが選ぶ【名作韓国ドラマ マクチャン編】。ドロドロ展開、衝撃の復讐劇から、なぜか目が離せない!
SPUR.JPの韓ドラ班がご紹介してきた様々な韓国ドラマの中から、今回は「ドロドロ展開、衝撃の復讐劇に思わず見入ってしまう、マクチャンドラマ」にフォーカス! 一度観たらノンストップ視聴必至の伝説級のドラマをぜひチェックして。 【写真】名作韓国ドラマ マクチャン編をもっと見る
『7人の脱出』/想像を絶する、新たなマクチャンドラマが幕を開ける
伝説に残るマクチャンドラマと謳われる『ペントハウス』作家の見どころを解説。 ーーーー『ペントハウス』の衝撃を覚えていますでしょうか。キム・スノク作家の旨みが凝縮されたあの“マクチャンドラマ”最高峰の作品を。『7人の脱出』では前作よりもマクチャンに現代社会の闇を取り入れ、トンデモナイ展開が連発中。スノク作家作品の特徴として、物語内の数少ない常識的な良い人たちだけが永遠に(序盤)苦しめられるため、胃もたれのような消化不良感がずっとあるんですよ。『ペントハウス』同様に過激なシーンがあまりにも多い。なので、コンディションが悪い日の視聴はとてもお勧めできません。復讐劇がはじまる(であろう)中盤までスキップしたい気持ちをグッと堪え、憤りを感じながら観ていくと、とある“7人”への信じられない制裁が待っています。 マクチャンの果てを映しているのか?と思うくらいのストーリー展開です。もはや観るのをやめたくなってきたところで、復讐のターンにスイッチ。観たくないのに観てしまう……恐ろしいです、スノク作家。『ペントハウス』お馴染みのシン・ウンギョンやユン・ジョンフン、そしてオム・ギジュンはどう絡んでくるのか!? イ・ジュンやイ・ユビといった新しいキャスト陣を迎えて確実にパワーアップしている本作。ダミを陥れた“7人”に誰がどんなふうに制裁を加えていくのか。終着点を知らずには終われない作品がまたひとつ誕生しました。
『パンドラ 偽りの楽園』/すべてを奪われた主人公の人生を懸けた復讐劇
『ペントハウス』作家がクリエイターとして参加! イ・ジアのアクションも楽しめる復讐劇の見どころを解説。 ーーーーギリシャ神話で、さまざまな災いを引き起こすといわれる「パンドラの箱」。注目のIT企業ハッチに勤める天才開発者の夫ピョ・ジェヒョン(イ・サンユン)と、愛娘ジウと、誰もが羨むような超リッチな生活を送るホン・テラ(ジア)。しかし事故で失ったと思っていた記憶が少しずつ蘇ってきたことで、完璧に思えた人生こそが創造主からの「贈りもの」であり、すべて作りものだったことが発覚するんですね。自分の存在、これまで感じていた幸せ、生活、すべて偽りだったことを知ります。そこから人生を賭けた復讐劇がスタート。『ペント~』よりマクチャン感は薄いけれど、アクションシーンが多いためにバトル感は強め! 緻密な心理戦というよりかはとにかく展開が早いので、勢いに身を任せているとあっという間に物語が進んでいって「いつの間にこの人たちが!?」状態です。ちなみに『Mine』でも使用されていた韓ドラマニアお馴染みの「デジャヴ大豪邸」も登場します(笑)。キム・スノクエッセンスが存分に発揮されている天と地の描き方が、まあ秀逸!