2025年W杯の舞台に立つために。36歳・筏井りさが定義する“いい選手”「チームにとって最適なプレーを」|フットサル
仲間も巻き込んで、日本がベストで臨めるように
──今回の代表合宿はいかがでしたか? 2年前の遠征から、今年3月のポルトガル遠征、国内合宿と須賀(雄大)監督の元で積み重ねてきて、ようやく代表として「2025年のW杯」という目指すべきところが決まりました。 もちろんW杯に出場するには、アジア予選を勝ち抜かないといけません。そのなかで、同じアジアの中国と試合ができたことは、チームとして予選に向けての意識を高められたかなと思います。 何回も呼ばれている選手と新しいメンバーがいますが、代表はその時に呼ばれた選手でチームをつくるチームです。自分もいろんなメンタリティを経験していて、最初の頃と比べて今は少し慣れてきました。チームとしてのコンセプトもわかった上で、対戦相手や状況に応じて意識するポイントを変えていく流れもわかってきています。 今回の合宿では落ち着いた気持ちでいられましたが、リーグでは個人の結果を出していなかったので、また新しい気持ちで臨みました。周りの選手に負けない気持ちもありつつ、みんなが味方なので、自分が合わせながらお互いの良さを生かせたらと思っていました。 ──今回初招集の高橋京花選手や原川菜々子選手と一緒にプレーしてみていかがですか? 一緒にプレーできることは楽しみでした。もちろんリーグ戦では対戦相手として戦っているので、特徴は捉えていましたし、自分はピヴォなので、味方の時にはタイプをみてその人を生かしつつ自分を出そうと思っていました。 代表という場所では、自分の役割を理解して、チームにフィットして、その時その時でチームにとって最適なプレーをすることが、私はいい選手だと思っているので、そういうことができるようにとは思って準備してきました。 ──代表活動への意気込みをお願いします。 私はサッカーとフットサルを合わせて、フットボール人生が長いのですが、W杯という場所は“フットボーラー”の誰もが憧れる舞台です。その開催が明確になった今、そこに向かって全力で戦いたいと思っています。サッカー試合のオンライン中継 その過程には、まだまだ課題もあります。個人としてコンディションを維持できるか、選出されるか、チームとしてはアジアを勝ち抜けるか、そういったすべての要素がW杯にいくために必要です。 それに対して、自分自身だけでなく、周りの仲間も巻き込んで、日本としてもベストな状況で臨めるように、できることを全部やりたいなと思っています。
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