いわき平競輪の「開設73周年記念・いわき金杯争奪戦(GIII)」は27日、3日目を迎える。10レースのS級準決勝を走る9名に話を聞いた。(町田洋一)

1番車 伊藤旭

　自力。二次予選で新田さんの上を乗り越えられたら本物でした。湊さんが任せてくれるし一発狙いたい。怪我の影響もなく、一発狙いたいですね。

2番車 新田祐大

　高橋君の番手へ。集中して走れているけど、ラインで決めたい気持ちも強いので。庇いたい気持ちがあるから、少し対処が遅れている。その辺りも修正しながら決勝進出を目指して。

3番車 山口拳矢

　窓場さんも別だと思うからメンバー的に単騎ですね。来月の岐阜の全日本選抜に繋がる走りをやりたい。年末年始にインフルエンザになったけど、それは大丈夫。グランプリから新しい自転車で、今はセッティングを煮詰めている最中です。

4番車 湊聖二

　ライン的に伊藤君。今は“無の湊”と書いておいて下さい。二次予選は、ワッキー相手に石原君が全部やってくれた。

5番車 吉田拓矢

　関東ラインで寺沼君へ。二次予選は勝ちを意識しすぎた。あれが特別競輪なら万事休すの展開。もっと強い気持ちで走らないと。

6番車 寺沼拓摩

　吉田さんの前で自力。記念の準決勝は初めて。自分は長い距離を踏めるタイプではないけど、吉田さんに迷惑を掛けない様に。

7番車 渡部幸訓

　地元ラインの3番手。新山君が頑張ってくれたから300勝を決めることができた。だけど、まだまだ内容が伴っていない。新田君を見失わないように。

8番車 窓場千加頼

　同期古性さんの後ろを回り迫力を感じた。ルーキーチャンピオン以来だから10数年ぶりの連係だった。後ろを回り、新たな発見もあったし、古性さんとすり合わせをしたい。山口君がいるけど単騎で走ります。

9番車 高橋晋也

　自力。後ろが新田さんで責任のある位置。初日が山崎さん、2日目が慎太郎さんと連日、後ろが重たい(笑)。自分なりに仕上がっていると思うので、積極的に駆けたい。