“ちょこっと防災” 激しい雨…地下に注意 安全確保のためにできることは
「news every.」では、毎日こつこつすぐできる防災のアイデア「ちょこっと防災」をお伝えしています。26日は激しい雨が降った時の地下街や地下駐車場の危険性についてです。 ◇ 森圭介キャスター 「激しい雨が降ると、地下街や地下駐車場などに一気に水が流れ込む可能性があります。21日に東京では猛烈な雨が降り、『記録的短時間大雨情報』が出されました。東京メトロ南北線・市ケ谷駅構内は、改札前が冠水していました。さらにホームから上に上がる階段は、大量の雨水が階段を滝のように流れていました。実際にその場にいたらどうすればよいのか」 斎藤佑樹キャスター 「少しぐらいだったら行っちゃえと思いますけど、この辺が危ないんですね、きっと」 森キャスター 「日本防災士機構の中野篤さんによると、浸水のおそれがある場合は地下へ入らないというのが大前提で重要だということです。水深が膝を超えると危険なので、救助要請をして待った方がいいといいます」
森キャスター 「ただ、その時地下にいる場合、やむを得ない場合もあると思います。安全を確保するための対策の1つを神奈川県総合防災センターに聞きました。階段を上がる時には手すりを片手でつかみ、もう片方の手は流れてきた物体などを排除できるように空けておくといいということです」 斎藤キャスター 「両手でしがみついてしまいがちですけれども、片手で(手すりを)もって、(もう一方の手で)ものをよけるという感じですね」 森キャスター 「片手は空けておいた方がいいということです。さらに浸水時は水圧によってドアが開かなくなる場合もあるということです」 斎藤キャスター 「ドアが開いたとしても、強い水の流れで指を挟む可能性もありますよね」 森キャスター 「水というのは重い力をもっていますから。防災士の中野さんによると、地下にいる場合は地上の様子が分からないため、常に情報を集め早めの避難をしてほしいということです」 (8月26日午後5時ごろ放送『news every.』より)
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