「ぼくはカープからパワーをもらって生きている」安仁屋宗八さんが80歳 ラジオリスナーがお祝い
■安仁屋さんと家族が来場者全員に準備したのは… お菓子は、沖縄から取り寄せて、安仁屋さんの家族みんなで袋詰めしたもの。野球カードについて安仁屋さんは「パチンコを行かずにきょうのために書いた」と笑わせ、安仁屋さんの人柄を感じさせました。 最後に安仁屋さんは「これからもラジオの番組は続けていきたい。いつまでできるかわからないけど、できるだけ長く、死ぬまでやりたいです(笑) そして、ぼくは、カープからパワーをもらって生きている。カープが優勝して、日本一になるまで死ねない。ぜひ日本一になる瞬間を応援しましょう。楽しみましょう」などと述べました。 ■週が明けてスタジオでは… 週が明けた8月19日、いつものように、ラジオの生放送にのぞんだ安仁屋さん。この日もたくさんのメールがきて、放送ではイベントを振り返りました。 生放送後、安仁屋さんは「まさか、あれだけ多くの人にお祝いしてもらえるとは思っていなかったから、びっくりしました。家族もみんな喜んで、一生の思い出になりました。ラジオのリスナーはあったかい。カープ、日本一!」と話していました。 【安仁屋宗八さん】 1944年8月17 日生まれの80歳。 1962年夏、沖縄高校(現沖縄尚学高校)のエースとして甲子園に出場し、1回戦で広島県代表の広陵高校に敗退。 琉球煙草を経て、1964年に広島に入団。 沖縄県出身者としては初めてのプロ野球選手。 現役時代は巨人キラーとして名を上げ、1968年には23勝を挙げるなど広島のエースとして活躍しました。 阪神に移籍した1975年には12勝5敗、 防御率1.91で最優秀防御率とカムバック賞に輝きます。1981年に引退。 通算成績は655試合、119勝124敗。 引退後は広島のコーチ、2軍監督を歴任。2016年からのカープ3連覇の際は、緒方孝市監督の要請を受け、春季キャンプ臨時コーチに就任。 現在は RCC野球解説者。そして、RCCラジオ 「ごぜん様さま」月曜日パーソナリティーとして活躍中。
中国放送