「パンッ、パンッ」火の粉も 深夜の国際通り周辺が騒然 那覇の公設市場付近で火災 沖縄
21日午前0時30分ごろ、那覇市松尾の那覇市第一牧志公設市場付近の店舗兼住宅で火災があった。那覇署や那覇市消防局によると、午前2時43分に鎮火したが、建物の3階部分が全焼、2階が半焼した。隣接する建物の屋根と外壁の一部に延焼した。けが人はいない。 【動画をみる】炎と煙で、騒然
火災現場近くで飲食店を経営する40代男性は「一帯が煙に包まれ、建物から勢いよく火が上がっていた。『パンッ、パンッ』と何かがはじけるような音も聞こえた」と火災の様子を語った。「(火の粉が)路地にも降りかかってきたので、プロパンガスのボンベに引火しないようビールのジョッキに水をくんでかけている人もいた」と話した。 建物は1、2階が鉄筋コンクリート造り、3階が木造の店舗兼住宅。いずれも空き屋だった。県警や消防が火災原因を調べている。 国際通りにも近い那覇の中心市街地での火災に、現場周辺は騒然とした。那覇署は午前1時ごろから、周辺で交通規制を実施した。那覇市消防が消防車両や救急車合計12台、那覇署が警察車両15台を出動させ、鎮火などに当たった。
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