中田カウス、霜降り明星ら人気芸人にアドバイス「劇場の舞台から離れると芸人はダメになる」
漫才師、中田カウス(75)が20日、東京・有楽町よみうりホールで開催されたお笑い公演「上方漫才協会十周年興行」にお笑いコンビ、アインシュタインや霜降り明星ら人気芸人と出演した。 カウスは2014年発足の同協会で会長を務め、大阪を拠点にお笑い文化継承と若手漫才師のサポートに尽力。所属の吉本興業と上方漫才協会大賞を主催しており、初代王者のアインシュタインのボケ担当、稲田直樹(39)は「ほかの賞レースで結果ができないことも、初代王者ということでうやむやになってすごい助かります」と苦笑。これにカウスは「M-1グランプリやキングオブコントを獲っても関係ない。芸人はお客様に育てられるので、劇場の舞台から離れるとダメになる」と真髄を語った。 今回はカウス、霜降り明星、アインシュタインのほかに、お笑いコンビのコットンと天才ピアニスト、大道芸人のもりやすバンバンビガロ(40)なども出演。いずれもテレビ出演などで多忙だが、現在も舞台で来場者にライブ感あふれる笑いを届けており、霜降りの粗品(31)は「2018年にM-1グランプリで優勝するまでの過程というか、漫才で成長できたのは舞台出演の機会をたくさんいただいたおかげ」と感謝していた。