衆議院本会議で、災害対策と東日本大震災の復興を議論する2つの特別委員会が、「コスト削減」を理由に統合されることが決定したことについて、福島県の内堀知事は「残念に思っている」と話し、国に対し、福島の復興に最後まで責任を果たすよう求めました。 【写真を見る】「福島県知事として違和感」内堀知事が苦言　災害対策と震災復興の特別委員会統合　福島 内堀知事「福島県知事として違和感を感じており、残念に思っております」 内堀知事が強い口調で話したのは、13日に行われた衆議院本会議で、災害対策と東日本大震災の復興を議論する2つの特別委員会が「コスト削減」を理由に統合することが決定したことについてです。 20日の定例会見で、内堀知事は「本県はいまも原子力災害に伴う困難な課題が山積していて、これからも長く厳しい戦いが続いていく」と話し、国に対し、原子力災害を含む複合災害に見舞われた県内の復興に、最後まで責任を果たすよう求めました。