ラヨ・バリェカノMFハメス・ロドリゲス 来夏W杯を目指して契約解除へ 約2億円を放棄と報道
コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(33)が間もなく、所属クラブのラヨ・バリェカノとの契約を解除する、とスペイン紙マルカが7日に報じた。 ハメスは昨夏、南米選手権(コパ・アメリカ)で準優勝したチームに貢献し、大会最優秀選手賞(MVP)に輝いた後、鳴り物入りでラヨ・バリェカノに加入した。そこで背番号10を託されたものの、イニゴ・ペレス監督が求めるハードワーク主体の激しいプレースタイルに合わず、ポジション争いでイシやトレホに敗れ、望むような出場時間を得られなかった。実際、ここまでのスペインリーグ成績は6試合(先発1試合)135分の出場で0得点0アシストと、全く期待に応えられていない。 2026年のFIFAワールドカップ(W杯)参加を目指すハメスは、出番の少なさに苦慮して退団を希望しており、間もなく、今年6月30日まで残る契約を解除するところまで話し合いが進展しているという。 これにより、残り半年間で受け取る予定だった税込み120万ユーロ(約1億9200万円)の給料を放棄する、と同紙は伝えている。(高橋智行通信員)