今年の優勝は何キロ? 8日にジャンボかぼちゃ県大会 鴨川(千葉県)
カボチャの重量を競う「第15回県ジャンボかぼちゃ大会」が8日、鴨川市宮山の「里のMUJIみんなみの里」で開催される。計量や表彰式などが公開されることになっており、「超重量級のカボチャを自分の目で見て、驚いてください」と、来場を呼び掛けている。 愛好者でつくる鴨川ジャンボかぼちゃ研究会が主催。国内各地からジャンボカボチャが集まり、香川県小豆島で開催される「日本一どでカボチャ大会」の数少ない地方大会として公認されている。 5月に競技品種のアトランティックジャイアントの苗を、市内を中心とした各地の栽培愛好家に販売。県大会には、これに自前で調達している地元勢が加わるという。 すでに大会当日を待つカボチャの一部が施設脇に並び、300キロ超の“大関級”が注目されている。大会事務局によると「今年は400キロ級が3個ほど育っているとの情報を得ている」という。 ジャンボカボチャは、収穫後の管理も重要。昨年の大会では、優勝は日本記録を14・4キロ上回る579キロだったが、小豆島に到着する前に割れてしまい、認定記録にならなかった。このため関係者は「当日まで油断できない」と話している。 当日は午前9時から順次計量、午後1時から表彰、2時から撮影会と購入希望者への販売が行われる予定。上位を県代表として、15日の日本一大会に送り出すことにしている。 また、ヒョウタンの長さを競う「第7回千葉県長ヒョウタン競技会」も、同時開催される。 問い合わせは、みんなみの里内の「鴨川ジャンボかぼちゃ研究会」「千葉県長ヒョウタン研究会」の事務局(04・7099・8033)の清水さんへ。 (伊丹賢)