《龍馬が見た景色を浮世絵に》スピンオフ作品を県に寄贈 舞台は桂浜「乙女姉やんは龍馬より大きい?」
高知さんさんテレビ
高知の英雄・坂本龍馬は2025年で生誕190周年を迎えます。その記念に制作されたあるものが14日坂本家の子孫から県に寄贈されました。 坂本家十代目坂本匡弘さん: 「龍馬と乙女姉やんですね」 「どうぞ納めください」 14日、坂本家の子孫・坂本匡弘さんが県に贈ったのは浮世絵「龍馬が見た景色・桂浜」です。雄大な桂浜を姉の乙女と一緒に眺める坂本龍馬の姿。 この浮世絵は坂本家十代目当主・坂本匡弘さんが最高顧問を務める企業「土佐商会」と浮世絵版画の制作会社「版三」とのコラボ作品です。 以前から「浮世絵・龍馬が見た景色」プロジェクトとして「東海道五十三次」内に龍馬を登場させる取り組みを行っています。 今回は2025年に生誕190周年を迎えることを記念し、スピンオフ作品として龍馬が最も愛したとされる高知市の桂浜を舞台に描かれました。 坂本匡弘さん: 「特徴的なのは乙女姉やんは龍馬よりちょっと大きい」 浮世絵の中では波打ち際で光る「五色石」と呼ばれるカラフルな小石など、細かいところまで当時の桂浜を再現。作品は坂本家公認制度の第2号として登録されています。 坂本家十代目当主・坂本匡弘さん: 「私の先祖が日本のために尽くして日本を良くするきっかけをつくってくれましたのでその子孫としては少しでもですね、やっぱり国にお返しできるようなことできないかな、そして生まれた地域のところにもやっぱり恩返ししたいなという思いで、今回のこのプロジェクトも始まってます」 県に寄贈された浮世絵は14日、15日の2日間、県庁の正面玄関に飾られます。また浮世絵は100枚限定で販売され、オンラインショップ・版三浮世絵工房で15日から予約受付開始です。1枚5万5千円です。
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