宮崎県椎葉村に「秘境の文筆家」4人着任…直木賞・今村翔吾さん企画、村が給与支給し住宅無償提供
直木賞作家の今村翔吾さん(40)が代表理事を務める一般社団法人「ホンミライ」と宮崎県椎葉村による作家育成プロジェクト「秘境の文筆家」の着任式が1日、同村で行われた。村から地域おこし協力隊員に採用された4人が最長3年間、村内で執筆活動に取り組む。 【写真】プロデュースした書店で来店客を出迎える今村さん
今村さんが書店や図書館を巡る活動で村を訪れたのを機に交流が始まり、同プロジェクトを企画。全国から92人が応募した。4人は定期的に地域貢献活動を行う以外は、年2作品を目標に執筆活動に専念する。村が給与などとして年約250万円を支給し、公営住宅を無償で提供する。