「頭にきた」首位攻防戦で惨敗のバイエルン...ミュラーがチームの“姿勢”に憤慨「度胸が足りない。監督のせいではない」
「ギャンブルをする自由さが誰にもなかった」
リーグ戦で2位につけるバイエルンは現地2月10日、ブンデスリーガ第21節で首位のレバークーゼンと対戦し、0-3で完敗を喫した。 【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 両者の勝点差は「2」。重要な首位攻防戦でバイエルンは、序盤から相手にペースを握られた。そして18分、ヨシップ・スタニシッチに先制点を奪われると、50分にはアレハンドロ・グリマルドに決められ、2点差に。さらに終了間際の90+5分にもジェレミー・フリンポンにネットを揺らされた。 大一番でレバークーゼンとの勝点差が「5」に広がる痛恨の敗戦。ドイツメディア『スカイスポーツ』は、「レバークーゼン戦の敗戦に憤慨」と題してトーマス・ミュラーの試合後のコメントを紹介した。 上位対決に敗れ、ミュラーは「頭にきた」と激怒。次のように思いを語った。 「私たち選手に欠けているのは、勇気を出す、そしてもっと自由にサッカーをすること。オリバー・カーンの言葉を借りれば、『度胸が足りない』だ」 終始苦戦し、明確なチャンスを作れなかった原因として、両チームの姿勢の違いに言及。レバークーゼンは「ギャンブルをしながらサッカーをし、解決策を探していた」とし、一方でバイエルンは「ギャンブルをする自由さが誰にもなかった」と分析した。 また敗戦は「トーマス・トゥヘル監督のせいではない」と強調した。 「国際的に通用する選手は十分にいる。だから、監督に指示を仰ぐ必要はない。僕は僕らのプレーに何が欠けているのかを説明したいだけなんだ。監督がそれに対処するのであれば、選手たちも取り組まなければならない」 バイエルンはこの負けを引きずらず、すぐに立て直しを図りたいところ。リーグ戦の次節は18日に行なわれ、浅野拓磨を擁するボーフムと相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部